ロモサルタード、カタカナで書くと違和感しかない

comida-peruana

どうも。COCINERO-CLAROです。
ペルー料理また作りました。2日連続です。

今回のロモ・サルタードはMovistar Plus Perúさんの動画(Cocina en un Toque – Lomo Saltado)を参考にしながら作りました。

Lomo: 牛ロース、Saltado: 炒め
材料は自分好みに変更しています。

材料(2人前):
牛肉ロース150g、白米200g、じゃがいも2個、玉ねぎ1個、パプリカ(3種)、トマト1個、ニンニク2片、オイスターソース大さじ一杯、お酢大さじ一杯、コリアンダー適量、塩適量、胡椒適量

まずはじゃがいもを切ります

皮ごとポテト

じゃがいもはマックポテトのように均等になるように切ります。
今回のYouTubeチャンネルの方(Luciano Mazzetti)は、
かなり早口でしたが説明が丁寧だったので、間違えるはずがありません。

私はめんどくさがりなので皮ごと切りました。
Lucianoさんも皮は剥かない派でした。
じゃがいもの皮を剥くかどうかはお好みらしいです。

揚げてる間に牛ロースの下ごしらえ

薄めの牛ロースに塩、コショウ、ニンニクを追加

普通この料理にニンニクは入れないらしいのですが、
Lucianoさんは個人的にニンニクが好きということで一緒に炒めるそうです。
私も真似してニンニク入れることにしました。塩、コショウもついでに混ぜています。

ちなみにLucianoさんが使用したニンニクはペースト状ですが、
私は持っていなかったので、ニンニク2片を刻みました。
あと彼は俳優らしいです。かなりのイケメンですね。

このタイミングでお家に玉ねぎがないことに気づき、
急いで買いに出かけました。
出かける前にじゃがいもを油から上げて、塩を少々かけます。
こうすることでポテトがカリカリになるらしいです。

器に移したらすぐに塩をかけるのがコツらしいです

市販の冷凍ポテトを使ってもいいのですが、
このように少し厚めに切ったポテトの方が美味しいんですよね。

炒め始める前に野菜を切ります

今回はカラフルなパプリカを使用

ロモ・サルタードは強火でサッと炒めると美味しく出来上がるといいます。
なので炒め始める前に野菜を切っておかないといけないのです。

そういえば動画ではají amarillo(黄色の唐辛子?)を用意しているのですが、
これはどこに売っているのか分からなかったので、
色や形が似ているオレンジのパプリカで代用しました。
ついでに黄色と赤のパプリカも入れています。

トマトと買い忘れた玉ねぎも切っておきます。
動画ではトマトの表面部分しか使わないような切り方をしていましたが、
何だか難しそうだったので私は適当に切ることにしました。
それから玉ねぎも芯を抜いていましたが、私は丸ごと切りました。

牛ロースは強火で表面だけを炒める

IHのせいか火力が出ない

肉の表面にこんがり色がつく程度に炒めたかったのですが、
なぜか全然火力が出ませんでした。油が少なかったのかもしれません。
あと肉ももう少し厚いのがおすすめですね。
今回は金銭的に厳しかったので安いものを選びましたが、
少し厚めのロースステーキが理想的だと思います。

炒めた肉はボウルに移して、野菜を炒め始めます。

肉を炒めたあと、油が焦げてしまいました。
やっぱり油の量が少なかったのです。
なので、一旦フライパンを洗ってから野菜を炒めましたが、
動画ではそのままの油で炒めています。

トマトは野菜の最後に追加します

まだ全体的に火は通っていない

結局トマトの扱いがよく分からないまま料理をしてしまいました。
水分が多いのでそれが溶け出すまで待つべきなのか、
それとも早めに炒め終わるべきなのか迷いました。
動画ではトマトの表面部分しか使っていなかったので、
おそらく後者が正しいのでしょう。
だから表面部分しか使わなったのですね。今回は失敗のようです。

最後に牛ロースを戻して炒めます

調味料とともに炒める

トマトを含めた野菜に火が通ってきたら、
表面のみを炒めた牛ロースをフライパンに戻し、
オイスターソースとお酢(ともに大さじ一杯)で炒め続けます。

ここでも火力を大きくして炒めたかったのですが、
量が多いこともあり、なかなか表面のみを焼くことができませんでした。

コリアンダーは一緒に炒めずに最後にお皿に添える感じだと思います。
私は間違えて炒めてしまいました。
また動画ではコリアンダーではなく、ネギを添えていましたが、
私はコリアンダーとしか食べたことがないので、ネギは用意しませんでした。

ここで炒め終えたら完成です。

lomo saltadoの完成

美味しそうなlomito

前回作った炒飯と比べると少し見劣りする気もしますが、
それは私に料理の腕がないからですね。本当にいろいろ失敗しました。
それでも、このロモ・サルタードはなつかしい記憶を呼び覚ましてくれます。

小さいころ、おばあちゃんに「何が食べたい?」と聞かれると、
決まって「lomo saltado」と答えていた気がします。
当時、他の料理名を知らなかったことも無関係ではありませんが、
このロモ・サルタードには安定の美味しさがあるからそう答えていたのだと思います。

味の方は、感動的でした。
オイスターソースって、においがきついので積極的には使いたくないのですが、
こういう味を引き出せるのかと発見がありました。

反省点としましては、材料の準備不足です。
途中で玉ねぎを買いに出かけたせいでポテトは完全に冷めていました。
トマトに関しては表面だけのほうが上手く炒められることが分かったので、
次回は気をつけます。
水分が多いので“炒め”ではなく、“蒸し”になってしまうのでした。

あとお米がほとんどなかったので、何だかすごく少食みたいな人になりました。
それから動画ではパプリカではなく、
唐辛子を使っていたので本当はもっと辛い料理なのかもしれません。
昔の私は唐辛子を食べていたのだろうか。

ロモ・サルタードについてwikipediaで少し調べました。

ペルーの伝統的な料理の一つで、牛肉と野菜の炒め物である。中華風の調理法、アジア系調味料を使うことで知られる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ロモ・サルタード

ロモ・サルタードを調べたのは、オイスターソースが気になったからです。
オイスターソースはあまり得意ではないのですが、
実は以前にチンジャオロースを作ったことがあり、
そのときにオイスターソースを使ったことを思い出しました。

なので、中華料理と何か関係があるのかなと思い、調べたのです。
そして上の引用文にあるように、
中華風の調理法という記述で妙に納得してしまいました。
やっぱり関係あったのかと無知ながらに嬉しかったです。

今思えばたしかにペルーには中華料理屋が多かった気がするんですよね。
気のせいかもしれないですが。

こうして料理していると興味が広がってすごく勉強になります。
今はペルー料理の歴史について知りたくなってきましたので、
『…de la Cocina Peruana』という本を購入しました。
読み終えたら、どこかで言及するかもしれません。


【P.S.】
インスタグラムやってます。

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次はセビチェ(Ceviche)作りたいです。

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